2011年07月31日

「3府県2政令市 知事・市長会議〜日本​のかたちを変える!〜」

「3府県2政令市 知事・市長会議〜日本​のかたちを変える!〜」
 「3府県2政令市 知事・市長会議〜日本​のかたちを変える!〜」を傍聴しました。 宮脇淳北海道大学教授​による基調講演に引き続き、大村愛知県知事、橋下大阪府知事、河​村名古屋市長、篠田新潟市長によるパネルディスカションが行われました。 泉田裕彦新​潟県知事は豪雨災害対応のため欠席。
           
                     入場は名札つきです。

           
 報道陣も多数。 在名だけでなく、関西局もたくさんのTVカメラを投入しています。

           
 一般傍聴者200席に対し、議員席が500席で圧倒的に公職者席が多い。 公職者席には写真のように札が。 今回の会は札付きの席のほうが多いので、一般傍聴用の札をつけたほうがよかったかも(笑) 愛知県知事政策局が計画した会ですが、これは公職者の勉強会だったのか?
 名古屋市会自民党では、横井さん、藤田さん、東郷さん。 減税日本は、宇佐美さん、玉置さんなど多数出席。 民主、公明、共産は見当たらない。
 愛知県会自民では、寺西さん、山下さん。
 地方議員も岩倉市会議員の大野さん。
 いずれにしろ議員がいっぱい!

           
橋下知事の話の要旨。 京都府や広島県と同じ規模の大阪市を、市長一人で管理するのには無理がある。 住民に優しい単位は30万人位の行政区。 〜日本​のかたちを変える!〜トリガーは 『大都市制度について大騒ぎをすること』。 大阪都の構想の行く末は関西州。 関西州の単位で独立を目指すと述べました。 橋下知事の話を初めて聞くが説得力あり。 都構想は大阪のみが完成している状態か。

           
 河村市長は相変わらずですが、構想を進めるため自治体の首長が国会議員を兼職できる制度を作るべきと提案しました。 大阪のダブル選での支援や、次期総選挙で大都市制度と道州制を争点化させ、同じ考え方の候補者を支援するなど、政治的な連携を深めていくことでも一致しました。 最後に『大都市の自立と自治』愛知宣言が発表され散会。 残念なのは大阪都構想に反対する平松邦夫大阪市長が参加しないところ。 反対する立場の意見も聞くべきだったのではないでしょうか。
posted by かさまつまさのり at 18:54| 政治

2011年07月30日

「受診時定額負担」に反対!

「受診時定額負担」に反対!
           
 「受診時定額負担」 聴きなれない言葉ですが、病院受診時の負担増の準備が着々と進んでいます。
 中央社会保険医療協議会(中医協)は7月27日に総会を開き、政府・与党がまとめた税と社会保障の一体改革案について議論しました。 議論された題材で注目を集めたのは、外来患者の窓口負担に100円程度を上乗せする 「受診時定額負担制度」。 受診の度に、患者負担割合の3割に加え、100円が徴収されるシステムです。 一体改革案では、この受診時定額負担の導入により、高額療養費()の自己負担の上限額を引き下げるための財源を確保する方向性が示されています。 「受診時定額負担の導入」 については、わざわざ“例えば”とした上で 「初診・再診時100円負担の場合、▲1,300億円」 と違和感を覚えるほどに具体的な数字が示されています。 この定額負担の導入が 「高額療養費見直しの原資1,300億円」 のバーターとして明記されているのです。
 医療の高度化に伴い、がん患者など高額医療を長期にわたって受けるケースが増えているので、その高額な自己負担に対する助成すなわち 高額療養費制度 を拡充し、セーフティーネット機能を強化することは大切なことです。 今回の提案は、”高額療養費の自己負担の上限額を引きさげ”と”窓口負担増”を抱き合わせることで評価をしにくく(反対意見を言いにくく?)しています。 日本の官僚はさすがにうまいですね。
<問題点1>
 第一の問題点は 「患者負担の“新たなルール”の導入」 です。 患者負担割合を現在の3割としたのが2003年(被用者保険の引上げにより一律化)ですが、その時には 「社会保険制度としてギリギリの負担割合でこれ以上の引上げは行わない」 とされました。 しかし今回は、割合の引上げではなく定額負担という形にすり替えて患者負担増の新たなルールを、然るべき場での議論を飛び越えて既成事実化しようとしています。 将来の大きな問題をはらんでいます。 また今回の提案は 「100円負担」 という比較的受け入れやすい提案かもしれませんがですが、早晩 「他にも見直したいモノがあり、何千億かかります。 だから今度は500円負担にして下さい」 となってもおかしくはありません。
<問題点2>
 高額療養費の負担は当然ながら被保険者全体の公平な負担で考えなければなりません。 病院を受診する一部の人(弱者)の負担だけをもってやりくりするというコンセプト自体が、加入者全体の共助という国民皆保険の基本的な概念を大きく突き崩すことになります。

  反対しなきゃ手(グー)  日本医師会は世論でつぶされるといると甘くみているようですが、今のうちから声を上げなきゃいけません。官僚のやりたい放題です。
※ 高額療養費制度
3割の患者負担に所得等に応じた月額上限が設定され、その超過額が保険者から払い戻される仕組み。
posted by かさまつまさのり at 23:05| 医療