2011年09月04日

シビリアンコントロール 一川保夫防衛相

シビリアンコントロール 一川防衛相
 防衛相に就任した民主党の一川保夫参院議員は2日、 「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」 と発言した。
 この発言に対し、元防衛相の石破茂自民党政調会長は、 「そのひと言だけで解任に値する。任命した野田佳彦首相の見識も問われる」 と批判。国会で追及していく考えを示した。
 一川氏は2日夜、自身の発言に関し 「ほとんどの国民が素人なのだから、専門家でなく国民目線で国民が安心できるような安保政策が大事だという趣旨で言った」 と官邸で記者団に説明した。

 頭が痛くなってきましたがく〜(落胆した顔)

 国家の安全保障を担う人物が 「素人です。これが文民統制です」 などと堂々と言ってのけるとは。 改めて説明する必要もない問題でしょうが、文民統制とは文民(軍人ではない)政治家が軍隊を統制するという話であって、素人が統制するという話ではありません。 文民だろうが、軍隊を統制する政治家は安全保障のプロフェッショナルでなければならないのは当たり前です。 そもそも、安全保障の担当大臣に国民目線など職務的には不要です。
posted by かさまつまさのり at 00:06| 政治

2011年08月21日

円高対策は復興債の日銀引受で

円高対策は復興債の日銀引受で
 円相場が東日本大震災の直後につけた戦後最高値(1ドル=76円25銭)を更新しました。 現在の円高は、市場(国内の金融機関や外国為替市場)に流通する円の量が少ないことに起因しているのは明らかです。 週明けにも為替介入が計画されているようですが、円の流通量が少ないことを解決しないまま、為替介入をしたところで焼け石に水と思われます。
 リーマンショック以降、アメリカのFRBは量的緩和を継続し、ドルのマネタリーベースを約3倍に拡大してきました。 これに対して、日本銀行は1.2倍程度です(図参照)。 これではデフレが深刻化するのはもちろん、円高が継続するのは当たり前です。 円とドルでどちららが相対的に多いか少ないか、多いほうの通貨は希少価値がなく安く、少ない方の通貨は希少価値が出て高くなる。 この考え方を 『マネタリー・アプローチ』 といって、国際金融では常識です。
           
 為替介入のプロセスを単純に説明します。 円の価値を下げるためのオペレーションは日本政府(財務省)が日銀を通じ、 『円で外貨(ドルなど)を買い』 自国通貨の価値を下げる意味があります。 日本政府が民間金融機関に政府短期証券を発行し、円を手に入れます(当然、政府の負債残高は増えます)。 次に政府は日銀を通じて外国為替市場で円を外貨に両替することで、ドルの価値を上げ、円の価値を下げます。 そして、政府はドルを現金で持っていても仕方ないので、米国債を買い入れます。 アメリカ政府に『どうぞ使ってください』と貸し付けるのに等しいのです。 最終的に政府の手元には米国債が残り、その分 外貨準備に積み上げられます。 つまり、為替介入とは、日本政府の負債を増やして、アメリカ政府に貸し付ける行為です。 政府も日銀も 『円高で輸出企業が大変だ!』 といって政府の負債を拡大しているのです。 結論として、日米のマネタリーベースの差は拡大していますから、根本を変えない限り、為替介入をしても円高は続くでしょう。
 民主党で復興増税が議論されています。 復興予算規模としては20兆円程度です。 今年度予算では、借換債の日銀引受枠がまだ18兆円余っています。 それを使った上で復興債18兆円を市中消化すればいいのではないでしょうか。 日米のマネタリーベースの縮小、すなわち円高対策には最良の手段です。 少なくとも、米国債残高を増やし外貨準備に積み上げられるよりより効果的であると私は考えます。
posted by かさまつまさのり at 10:36| 政治

2011年07月31日

「3府県2政令市 知事・市長会議〜日本​のかたちを変える!〜」

「3府県2政令市 知事・市長会議〜日本​のかたちを変える!〜」
 「3府県2政令市 知事・市長会議〜日本​のかたちを変える!〜」を傍聴しました。 宮脇淳北海道大学教授​による基調講演に引き続き、大村愛知県知事、橋下大阪府知事、河​村名古屋市長、篠田新潟市長によるパネルディスカションが行われました。 泉田裕彦新​潟県知事は豪雨災害対応のため欠席。
           
                     入場は名札つきです。

           
 報道陣も多数。 在名だけでなく、関西局もたくさんのTVカメラを投入しています。

           
 一般傍聴者200席に対し、議員席が500席で圧倒的に公職者席が多い。 公職者席には写真のように札が。 今回の会は札付きの席のほうが多いので、一般傍聴用の札をつけたほうがよかったかも(笑) 愛知県知事政策局が計画した会ですが、これは公職者の勉強会だったのか?
 名古屋市会自民党では、横井さん、藤田さん、東郷さん。 減税日本は、宇佐美さん、玉置さんなど多数出席。 民主、公明、共産は見当たらない。
 愛知県会自民では、寺西さん、山下さん。
 地方議員も岩倉市会議員の大野さん。
 いずれにしろ議員がいっぱい!

           
橋下知事の話の要旨。 京都府や広島県と同じ規模の大阪市を、市長一人で管理するのには無理がある。 住民に優しい単位は30万人位の行政区。 〜日本​のかたちを変える!〜トリガーは 『大都市制度について大騒ぎをすること』。 大阪都の構想の行く末は関西州。 関西州の単位で独立を目指すと述べました。 橋下知事の話を初めて聞くが説得力あり。 都構想は大阪のみが完成している状態か。

           
 河村市長は相変わらずですが、構想を進めるため自治体の首長が国会議員を兼職できる制度を作るべきと提案しました。 大阪のダブル選での支援や、次期総選挙で大都市制度と道州制を争点化させ、同じ考え方の候補者を支援するなど、政治的な連携を深めていくことでも一致しました。 最後に『大都市の自立と自治』愛知宣言が発表され散会。 残念なのは大阪都構想に反対する平松邦夫大阪市長が参加しないところ。 反対する立場の意見も聞くべきだったのではないでしょうか。
posted by かさまつまさのり at 18:54| 政治

2011年07月30日

「受診時定額負担」に反対!

「受診時定額負担」に反対!
           
 「受診時定額負担」 聴きなれない言葉ですが、病院受診時の負担増の準備が着々と進んでいます。
 中央社会保険医療協議会(中医協)は7月27日に総会を開き、政府・与党がまとめた税と社会保障の一体改革案について議論しました。 議論された題材で注目を集めたのは、外来患者の窓口負担に100円程度を上乗せする 「受診時定額負担制度」。 受診の度に、患者負担割合の3割に加え、100円が徴収されるシステムです。 一体改革案では、この受診時定額負担の導入により、高額療養費()の自己負担の上限額を引き下げるための財源を確保する方向性が示されています。 「受診時定額負担の導入」 については、わざわざ“例えば”とした上で 「初診・再診時100円負担の場合、▲1,300億円」 と違和感を覚えるほどに具体的な数字が示されています。 この定額負担の導入が 「高額療養費見直しの原資1,300億円」 のバーターとして明記されているのです。
 医療の高度化に伴い、がん患者など高額医療を長期にわたって受けるケースが増えているので、その高額な自己負担に対する助成すなわち 高額療養費制度 を拡充し、セーフティーネット機能を強化することは大切なことです。 今回の提案は、”高額療養費の自己負担の上限額を引きさげ”と”窓口負担増”を抱き合わせることで評価をしにくく(反対意見を言いにくく?)しています。 日本の官僚はさすがにうまいですね。
<問題点1>
 第一の問題点は 「患者負担の“新たなルール”の導入」 です。 患者負担割合を現在の3割としたのが2003年(被用者保険の引上げにより一律化)ですが、その時には 「社会保険制度としてギリギリの負担割合でこれ以上の引上げは行わない」 とされました。 しかし今回は、割合の引上げではなく定額負担という形にすり替えて患者負担増の新たなルールを、然るべき場での議論を飛び越えて既成事実化しようとしています。 将来の大きな問題をはらんでいます。 また今回の提案は 「100円負担」 という比較的受け入れやすい提案かもしれませんがですが、早晩 「他にも見直したいモノがあり、何千億かかります。 だから今度は500円負担にして下さい」 となってもおかしくはありません。
<問題点2>
 高額療養費の負担は当然ながら被保険者全体の公平な負担で考えなければなりません。 病院を受診する一部の人(弱者)の負担だけをもってやりくりするというコンセプト自体が、加入者全体の共助という国民皆保険の基本的な概念を大きく突き崩すことになります。

  反対しなきゃ手(グー)  日本医師会は世論でつぶされるといると甘くみているようですが、今のうちから声を上げなきゃいけません。官僚のやりたい放題です。
※ 高額療養費制度
3割の患者負担に所得等に応じた月額上限が設定され、その超過額が保険者から払い戻される仕組み。
posted by かさまつまさのり at 23:05| 医療

2011年06月25日

病院船

病院船
 『大災害が起きるたびに痛感させられるのは、日本には病院船が必要だということである。病院船というと戦争イメージがありネガティブに受け取られそうであるが、実は病院船は災害が発生したときに、緊急医療を供給するアイテムである。近年では2010年ハイチ大地震のとき、アメリカの病院船コンフォートが大活躍したのは記憶に新しい。考えてみれば、戦争はなくとも、四方を海に囲まれて地震や火山の噴火、津波などの災害に定期的に見舞われている我が国が、一隻の病院船も持っていないということは大きな問題と言えるのではないだろうか。』
 私が所属する名古屋市医師会調査室で、『調査室だより』として書いたものです。
         
                クリックしていただくとPDFが開きます
posted by かさまつまさのり at 08:50| 医療

2011年03月20日

東日本大震災被害総額20兆円と「フロー」「ストック」

東日本大震災被害総額20兆円と「フロー」「ストック」

 東日本大震災の被害総額は、20兆円規模に達する可能性が高いようです。 例によりマスコミが 「被害総額20兆円」 の意味を理解せず、日本経済破綻論に結び付けるフレーズを用い、日本国民を煽ろうとすることには注意が必要です。

 「東日本大震災の被害総額は20兆円。この金額は、日本のGDPの4%に相当します」
  ってやつです ちっ(怒った顔)

 震災による被害とは 「ストック(蓄積)」 の話しであって、 「フロー」 の話しではありません。 ストックについて語りたいのであれば、当然ストックと比較しなければなりません(もちろん生産資産というストックが傷ついた分、フローにも痛みが発生するのは確かですが)。
 09年時点の日本の「ストック」非金融資産の額は、2446兆円です。 すなわち、今回の地震により、日本の国富は1%弱失われたことになりそうです。
 今回の震災で、日本の国富が20兆円以上も失われた可能性があるわけで、それはもちろん大変な問題です。 しかし、復興報道に際し、マスコミはきちんと 「フロー」 と 「ストック」 を切り分けてほしいものです。

 さて、この連休はどのように過ごされますか? 
 被災地で被災住民の方々が苦しんでいるときに、外食をするなど躊躇するのは確かです。 しかし、外食を控えたら・支出を減らしたら、政府の税収が増えず、復興財源がその分縮小してしまいます。 無用な買い溜めはもちろん控えるべきですが、わたくしたちがすべきことは、節約ではなく、たくさんお金を使い、たくさんのお金を義損金として寄付することです。
 「経済活性化による復興支援」を実現しなければならないのです。

 負けるな日本exclamation×2
posted by かさまつまさのり at 09:41| 日記

2011年03月16日

謹んで震災のお見舞いを申し上げます

謹んで震災のお見舞いを申し上げます
 未曾有の大災害ですが、このような極限の状況下でも、強盗や略奪もなく、手に手を携え、助け合って生きていく日本人の民度の高さに、世界は驚嘆と共に賞賛の声をあげています。 被災現場では、危険を顧みず、一人でも多くの人命を救おうと自衛隊・警察・消防・医療チームの皆さんが、福島原発では日本を救う為に作業員・自衛隊の皆さんが命がけで作業を行っていらっしゃいます。 心より敬意を表します。
 また、難を逃れた多くの国民が、胸を痛め、国のため被災者のために少しでも出来る事をしたいと心から願っていることも、日本国民の一人として誇りに思います。
 喫緊の課題である福島第一原発の冷却と封じ込め等により、二次災害を最小限に食い止めることを期待するものです。
 日本は建国以来何度もこういった国難の中から立ち上がってきました。 今までも、地震が頻発する日本列島で、何度も歴史的な大震災に見舞われ、その度に復興してきました。 我々は必ずもう一度立ち上がれると信じています。
posted by かさまつまさのり at 22:59| 日記

2011年03月14日

負けるな日本!

負けるな日本!

東北地方太平洋沖地震の被災地の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

津波の脅威は、凄まじい被害を各地にもたらしました。 美しい町並みを誇っていた沿岸の都市が、一瞬にして土砂に埋め尽くされました。 今回の東北太平洋沖地震では、最終的な死者総数が阪神大震災を超す可能性が高いとおもいます。

私たちは、世界に誇るべき国家を作り上げた日本人の子孫です。 今までも、地震が頻発する日本列島で、何度も歴史的な大震災に見舞われ、その度に復興してきました。 世界に比類なき文化、歴史を築き上げてきました。 この震災多き日本を愛してきたのです。 私たちは、これからもこの日本で生きていくのです。

負けるな日本!
posted by かさまつまさのり at 19:48| 日記

2011年03月05日

ワクチン2種を一時見合わせ

ワクチン2種を一時見合わせ

 残念なニュースです もうやだ〜(悲しい顔)

ワクチン2種を一時見合わせ=同時接種後に4児死亡−厚労省

 小児用肺炎球菌ワクチンと細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンの同時接種を受けた子供の死亡例が相次いで報告されたとして、厚生労働省は4日、両ワクチンの接種を一時見合わせるよう自治体などに伝えた。
 同省によると、死亡したのは兵庫県の宝塚市と西宮市、京都市、川崎市の4人で3カ月〜2歳。いずれも両ワクチンや、これにDPT(ジフテリアなど3種混合)を加えた3種類の同時接種を受けた翌日や3日後に死亡した。
 報告した医師は接種と死亡の因果関係を「不明」などとしたが、同省は念のため当面接種を見合わせる必要があると判断。週明けにも専門家を集めた検討会を緊急開催し、検証することを決めた。(2011/03/05-01:30)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011030500012
posted by かさまつまさのり at 13:33| 日記

2011年02月28日

長寿番組の同窓会

長寿番組の同窓会
         
 昨日は楽しい経験をさせていただきました。 某国営放送の番組収録です。 長寿番組の50周年記念特番で、番組のOB約50名が一同に集まり50周年を祝いました。
 先輩の森本レオさん、近藤芳正さん、後輩の加藤晴彦さん、菜月さん、SKE48で活躍する古川愛李さん、らとともに収録に臨みました。 OBではありませんが、スキマスイッチのお二人のミニライブのおまけつき。
 司会をつとめた菜月さんは、収録直後のブログ
 「収録終わりで、楽屋にてのんびりしてます。 今日はアットホームな感じでした。 なぜなら、みんな繋がってるから…」
 と書いていらっしゃいます。

 そうですね
 「みんな繋がってるから…」
 その通りだと思います。

 正午から午後6時半まで軟禁されたような状態で窮屈ではありましたが、旧友との再会は間違いなくリフレッシュタイムとなりました。
 出演者の皆さま、スタッフの皆さまありがとうございました。
         
 写真は、加藤晴彦さんと。 この番組の後輩でもありますが、実生活では名大附属中の後輩でもあります。 SKE48古川愛李さんらとの写真もあるのですが、承諾を得た加藤さんとの写真だけ。
posted by かさまつまさのり at 15:31| 日記